京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

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Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Apr 20, 2011

ふと、そこにある存在感

 子供のころ、オリンパス・ペンが欲しかった。
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/history/camera/pen.cfm#01

 写真が好きでした。当時は当然フィルムカメラの時代で、すでに一眼レフがマニアにもてはやされ、ニコンFはその頂点に君臨する名器でした。子供の私にとっては、そんな高級機よりも、小型でピリッと小気味のいいペンに心惹かれていました。値段も安かったのですが、買ってもらえなかったことが、今もトラウマになっています。
 で、最近マイクロ一眼として復活した オリンパス・ペン E-P1を買い求めました。小型でデザインは秀逸、レンズも伝統のズイコーレンズで申し分ありません。とくにデザインは「女子カメラ」を意識した、高級感あるれるもので、同様のカメラを発売しているパナソニック、ソニー、リコーなどのなかで群を抜いて垢抜けしています。
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep1/

 悔しいことは同機発売後、次々と新型が発売されて、初代機は機能的にやや不満のある点です。現在は花の写真を撮ることが多いのですが、マクロでも不満はありません。
http://www.flickr.com/photos/7294954@N02/5506641772/

 このカメラのいいところは、アダプターを買えば、ニコンやキャノンなど、他の会社の一眼レフ用レンズが使えることです。古いライカのレンズも使えます。
 好きなものの特徴は、その機能だけではありません。それを持っていることの満足感があることです。これは「Appleコンピューター」や「Nokia705NKという携帯電話機」などと共通しています。使う以前の満足感があるのです。

 さりげなく、気がつけばそこにそれがある、という満足感です。そんなことって、ありますよね。

 そう、人だって同じです。気がつけば、あなたがそこにいる、という感覚です。サービス業に従事する人にとっては特に大切なことですが、大きな声で話しかけてきたり、手前味噌の押しつけがましいトークだったり、大きなもの音を立てて仕事をしていたり、まあげんなりします。そのくせ、こちらが必要な時にはそこにいなくて、わざわざ呼び止めなければならなかったり、ものを言っても、ちんぷんかんぷんの応対をされたり。くつろげるお店の店員は、プライベートな質問はしてきません。いろいろ知られると、その店から足が遠のきます。「今夜はお一人ですか?」とか、ほっといてくれと言いたい。

 いつも一緒にいる人なら、なおのことです。さりげなく手を差しのべてくれて、本当に必要なときに、気がつけば、さりげなくそこにいてくれる。そんな気持ちを逆手にとられると、見せかけの優しさに弱い女は、ついボロをつかみます。

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