京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

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Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Mar 11, 2007

フランソア喫茶室の大空


 We find many coffee shops in Kyoto, where used to be gathered young people, talking about politics and लोवे.(http://www.onozomi.com/kaiwa/furansoa01.html)

  京都の喫茶店はがんばっています。東京、大阪では時代の波に乗り、手軽なカフェが全盛で、忙しい現代人のちょっと一休み、にピッタリです。個人的な好みで は西木屋町四条下がるにある「フランソア喫茶室」が京を代表する名店だと思います。知る人ぞ知る、京の老舗で、昭和9年創設、平成14年には国の有形文化財に 指定されました。かつては学生などが集って、政治や恋愛の論議に花を咲かせたようです。バロック風の内装と照明を落とした雰囲気、ドームの天井、レプリカ のモナリザは今も不変で、気を遣わず、落ち着けます。表の看板は景観に留意して小さめになってるそうです。コーヒーはクリームを浮かべて供 されるパリ風で、550円。
 このお店のマダムは去る平成14年、京都大学創立105年の式典に招待を受けたと聞いています。三高から京大へ、学生や教授に憩いの場を提供し、そのように京都の文化の創造に与った歴史を物語るエピソードです。
  もう10年以上も前のある昼下がり、私は路傍に傷ついた雀を一羽携えて、コーヒーをいただきに立ち寄っていました。ある拍子にその雀が、お店のドーム天 井に向け飛び立ってしまいました。それは雀にとって遥かな大空だったのでしょう。当時男性のウェイターがおられて、手伝って下さって、無事雀を保護したこ とがありました。今思えば、恥ずかしい思いでです。
 過日この店で英気を養った若ものたちも、そのドームを、来る日の自分にとっての大空と仰いでいたのかも知れません。

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