京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

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Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Sep 16, 2011

悪徳旅行代理店 フェニックスツアー

 フェニックスツアー(全日本中国旅行株式会社)という旅行代理店があります。HPをみて、中国旅行を幅広く手がけているようだったので、雲南旅行のお世話を頼んでみました。ところが、これがとんだ悪徳旅行会社で、泣かされました。
http://phoenixtour.jp/

 出発前に渡されたスケジュールでは、2泊目と3泊目は松赞梅里酒店に宿泊すると書いてある。ネットで検索して喜んだ。とても景色のいいホテルで☆☆です。ぬか喜びした。いざ見地へ行ってみると、梅里商务酒店という得体の知れない旅館にチェック・インさせられて、今夜の宿だと言われた。
http://www.shanghaibooks.com/china/shangrila/zhongdian/267643.html

 現地ガイドにそれは話が違うと抗議するが、聞き入れられない。宿泊予定のホテル名を見せても、そんなホテルは知らないの一点張りで、コース表にあるそのホテルに電話したがつながらないと言い張る。だまされた。直ちに大阪のフェニックスツアーの担当者の内山路子にメールを送るが、無視されてしまう。

  実際に泊まった現地ホテル(ホテル?)は、風呂なしで、トイレの排水が止まって流れなくなり、トイレの床が水浸し。高山なのに暖房がなくて、夜間はツイン・ルームだったので、2枚の布団と2枚の毛布をかぶって寝ようとするが、結局一泊目は不眠。コースが3000メートル級の山岳のドライブで、5~7時間もの地道を含む山道を、揺られまくるため、低酸素(高山病)と車酔いで、夕方はヘナヘナ。さすがに2泊目は、夕食もノドを通らないで、17時から翌朝7時まで爆睡してしまった。現地の担当者は2泊目もこのホテルだと言ってきかなかった。

 帰国してフェニックスツアーの担当者の内山路子に電話すると、お帰りなさい、と涼しい対応です。これは仕組まれた詐欺だと実感する。現地とグルになって、安い木賃宿に投宿させて、差額を詐欺ったのは、もう明々白々です。東京本社の社長、原田喬二郎に対応させるが、京都に来て説明しろと言っても、それはできない、事情は今から調査する、と逃げの一手です。

 現地ガイドに聞いたところでは、ある日本人旅行者が高山病で死んだケースがあったそうです。大阪の代理店はそんなことは一言の説明のなしで、もしものときのための持ち物や持参薬、現地の病院の情報は一切提供されていなかったのです。とにかく金をとればいい、というぼったくり旅行社だったのです。

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