京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

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Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Aug 23, 2009

京グルメ、この三軒

 京都での食事で忘れてならない三軒です。同じように三軒を選んでも、選ぶ人によって、お店は異なると思います。これは私の独断で選んだ、お勧めの三軒です。

 ①北から順番にご紹介します。まず、地下鉄烏丸線の鞍馬口駅に近い、「畑かく」(075-441-0610)の牡丹鍋です。牡丹鍋という名称は このお店が元祖です。猪鍋と言っても、通常は養殖の猪豚(いのぶた)肉が出てくるのですが、このお店では正真正銘の猪肉を食べられます。お料理だけで1万 円程度ですから、そう高くはありません。季節料理ですから、3月半ばくらいまでなのでご注意を。
 ついでながら、畑かくのご近所に上御霊神社という古い神社があって、境内に応仁の乱勃発の地の碑があります。神社の前には「水田玉雲 堂」(075-441-2605)という小さな和菓子屋さんがあって、500年以上前から「唐板」というお煎餅を作っておられます。このお煎餅はそもそも 平安朝、清和天皇の時代に起源をもつもので、上御霊神社の茶屋であったお店の祖が復興したものです。パリッと超あっさりで、お茶のお供にぴったり、美味し いですよ。
http://www.digistyle-kyoto.com/restaurant/restaurant_j/54_j.htm
http://gyokuundo.com/
http://gyokuundo.com/yurai.htm

 ②次は、河原町通姉小路(あねやこうじ)を西に入ったところにある「本家鳥初」(075-231-6021)の鴨鍋です。鴨料理も、大抵のお店 では鴨と言っても合鴨(アヒル)を食べさせるのですが、この本家鳥初では本当の真鴨が出されます。お料理だけでお一人5800円です。鍋に入れる具のう ち、骨髄団子(貧血に効きそう)がコリっとした歯ごたえとともに、忘れられない味です。また、大量のカツオ節を使ったお出汁がとてもおいしいのも特筆もの で、いつもお猪口に注いではいただくのが楽しみの一つです。必ず「本家鳥初」でお調べ下さい。単に「鳥初」だと別のお店があります。鴨鍋も冬期限定です。
http://r.gnavi.co.jp/k032400/

 ③最期に河豚料理ですが、これは四条大和大路を上がった右手にある「富久(とみきゅう)」(075−561−0984)をお勧めします。京都の ふぐ調理師(京都ではふぐ処理師といいます)免許第一号をもつのがこのお店で、冬期は河豚ですが、夏期には鱧(はも)料理を出しておられます。河豚も鱧も おいしいです。お料理だけで15000〜20000円程度ですが、もう少しお安いコースもあるようです。このお店でもうひとつお勧めは、自家製のポン酢の おいしさです。ポン酢はお買い求めいただけるようですから、是非ご利用されてはいかがでしょうか。このお店に関しては、ご利用される際、ご紹介いたします ので、ご一報下さい。ほんの少し、サービスがよくなる?かも知れません。
http://www.gion-nawate.com/tomikyu/

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