京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

Name:
Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Jan 5, 2010

占い

最近読んだ本でみつけたうらないです。全くのうけうりです。原文のまま引用します。

 「あなたは転校生です。転校一日目、先生に連れられて新しいクラスにいきました。さて、目の前にいるクラスメイトは全員、あなたが知っているアニメのキャラクターです(異性を想定、つまりあなたが女だったらクラスメイトは全員男)。
 その中で、一番最初にあなたに話しかけてくるのはだれ?
 なんといって話しかけてきた?
 それを聞いたあなたはどう思った?」
(角田光代「恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。」、角川文庫 p.230)

 これが問いです。そしてこの質問の解釈は、その、最初に話しかけてきたキャラクターが、一番合う異性タイプだということだそうです。そして、話しかけられたときの気持ちイコール、彼・彼女といて自分が感じることだ、ということです。

 因に本の著者である角田光代さんは、「アルプスの少女ハイジ」のペーターと答えています。私自身は「ルパン三世」の峰不二子という答えでした。そして、このうらないが、何故かとても気になっていたものとみえて、昨夜の夢に出てきました。といっても、夢に峰不二子が登場したわけではなくて、手術中に、介助の女性の看護士さんに、このうらないを紹介しているというものです。結構大きな手術だったのですが、前夜救急医療の番組をテレビでみていたためにそんな場面になったものと思われます。

 夢とはいえ、手術中にそんな話をするなんて、不謹慎だと思われるかも知れませんが、実は私の場合、実際にはよくあることです。以前、局所麻酔で帝王切開手術の執刀中に、やはり介助の看護士さんに、こんなクイズを出したことがあありました。
 「胎児が育つのに十月十日かかるというけれど、じゃあ少女が女になるには?」
 という問いでした。それが、面白かったのは、全身麻酔でなかったので、手術を受けた患者さんが、それを聞いていました。そして、退院前に、「先生、ずっと気になっているんですが、先生が手術中に看護士さんにお話していたクイズの答えはなんですか?」と尋ねられて、笑ったことがありました。

Labels:

0 Comments:

Post a Comment

Subscribe to Post Comments [Atom]

<< Home