東京:殿様「Cafe 1894」と下町「とんき」
11月27日(金)にふと思いついて東京へ行ってきました。第一の目的は、新宿駅東口にある「カフェ・ベルク」を見に行くことでした。東京に着いた 22:00頃に行ったのですが、門前市をなす盛況で、驚きました。主力のコーヒーはさすがに美味しくて、マックやスタバには一線を画します。翌朝店主の井野さんにご挨拶(コーヒーを飲んだだけでご挨拶もないですね)したのですが、そのまた翌朝訪れると、今度は副店長の迫田さんから、それも向こうからご挨拶を頂戴して、驚きました。何故、わかったんでしょうね。
http://www.berg.jp/
ついでと言っては失礼かも知れませんが、28日には丸の内と目黒へ出向いて、丸の内の三菱一号館にある「Cafe 1894」(03-3212-7156)と目黒で有名なトンカツの「とんき」(03-3491-9928)へ立ち寄りました。
http://www.worldwidecafe.net/cafe_j/1894/index.html
http://r.tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13002040/
商品の質をなによりも重視する「カフェ・ベルク」と同じく、「とんき」のトンカツはさすがのひと言でした。衣が固めで薄いのは好みの別れるところだと思いますが、テーブルにトンカツ・ソースが置いてあり、定番の刻みキャベツはおかわり自由です。驚いたのは定食に豚汁がついていたことで、東京ではトンカツを食って豚汁を飲んでるんだ、という点でした。
このお店は作家の池波正太郎先生のご贔屓で、今も芸能人たちにも支持されて、健在です。お店のサービスが秀逸と感じて、ここにご紹介しました。まず、広いオープン・キッチンを囲むコの字型のカウンターで、壁沿いに待ち客のための椅子が並んでいます。お待ちのお客さんは、別に順番に関係なくどこにかけて待ってもいいのですが、主はその順序と人数を正確に覚えていて、的確に席へ案内します。カウンターの中のキッチンはとても清潔で、塵ひとつ落ちていないのには驚きです。おかわりのキャベツは、タイミングよくサービスに回ってくるので、こちらから声をかける手間はありません。食べたものが美味しかったというだけでなく、気持ちよく食事ができた、ということはこのようなお店にとっては死活とも言える問題だと思います。狭くて、ギュウギュウ詰めの「カフェ・ベルク」へ、しつこく通うお客さんたちを引きつけるものも、同様の居心地のよさだと思います。
もう一軒の丸の内の「Cafe 1894」は居心地の悪さの典型と思ったので、ここに紹介します。まず、人気店なのか、近辺にお店が少ないからか、待ち時間が長いということで、40分以上待っても、相席を拒否すると、自分より後ろに並んだ人たちを先に、次々に案内するので、待ち時間は一時間近くになります。席に通されて、ウェイターが「お待たせしました」というので、「待った待った」と答えると、店員はそれには応答なく表情をひきつらせている有様です。
まずそれなら、入店した時点で、混雑の程度を伝えて、どれくらいの待ち時間であるいかを告げるべきだと思います。そして、「とんき」さんと大いに違っているのは、待っているお客さんのところへ、アホそうな女店員が繰り返し、順番に詰めて(!)並んで待つように注意しに来ることです。お客とは思っていないなあ、と感じさせる応対です。それも、待ち客用の椅子が少なくて、半分は立って待たねばならないという状況です。さらに「カフェ・ベルク」と違う点は、主力?商品のコーヒーが、ホテルのモーニングと変わらない、普通の味だということ。これだけ待たされて、このコーヒーかよ、と思ってしまう苦い結末です。
三菱という企業が、そうなのかも知れないし、超有名ホテルの出店カフェだから、と天狗になっているのかも知れませんが、典型的な殿様商売にあきれかえりました。もう二度と行きたくないスポットです。
http://www.berg.jp/
ついでと言っては失礼かも知れませんが、28日には丸の内と目黒へ出向いて、丸の内の三菱一号館にある「Cafe 1894」(03-3212-7156)と目黒で有名なトンカツの「とんき」(03-3491-9928)へ立ち寄りました。
http://www.worldwidecafe.net/cafe_j/1894/index.html
http://r.tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13002040/
商品の質をなによりも重視する「カフェ・ベルク」と同じく、「とんき」のトンカツはさすがのひと言でした。衣が固めで薄いのは好みの別れるところだと思いますが、テーブルにトンカツ・ソースが置いてあり、定番の刻みキャベツはおかわり自由です。驚いたのは定食に豚汁がついていたことで、東京ではトンカツを食って豚汁を飲んでるんだ、という点でした。
このお店は作家の池波正太郎先生のご贔屓で、今も芸能人たちにも支持されて、健在です。お店のサービスが秀逸と感じて、ここにご紹介しました。まず、広いオープン・キッチンを囲むコの字型のカウンターで、壁沿いに待ち客のための椅子が並んでいます。お待ちのお客さんは、別に順番に関係なくどこにかけて待ってもいいのですが、主はその順序と人数を正確に覚えていて、的確に席へ案内します。カウンターの中のキッチンはとても清潔で、塵ひとつ落ちていないのには驚きです。おかわりのキャベツは、タイミングよくサービスに回ってくるので、こちらから声をかける手間はありません。食べたものが美味しかったというだけでなく、気持ちよく食事ができた、ということはこのようなお店にとっては死活とも言える問題だと思います。狭くて、ギュウギュウ詰めの「カフェ・ベルク」へ、しつこく通うお客さんたちを引きつけるものも、同様の居心地のよさだと思います。
もう一軒の丸の内の「Cafe 1894」は居心地の悪さの典型と思ったので、ここに紹介します。まず、人気店なのか、近辺にお店が少ないからか、待ち時間が長いということで、40分以上待っても、相席を拒否すると、自分より後ろに並んだ人たちを先に、次々に案内するので、待ち時間は一時間近くになります。席に通されて、ウェイターが「お待たせしました」というので、「待った待った」と答えると、店員はそれには応答なく表情をひきつらせている有様です。
まずそれなら、入店した時点で、混雑の程度を伝えて、どれくらいの待ち時間であるいかを告げるべきだと思います。そして、「とんき」さんと大いに違っているのは、待っているお客さんのところへ、アホそうな女店員が繰り返し、順番に詰めて(!)並んで待つように注意しに来ることです。お客とは思っていないなあ、と感じさせる応対です。それも、待ち客用の椅子が少なくて、半分は立って待たねばならないという状況です。さらに「カフェ・ベルク」と違う点は、主力?商品のコーヒーが、ホテルのモーニングと変わらない、普通の味だということ。これだけ待たされて、このコーヒーかよ、と思ってしまう苦い結末です。
三菱という企業が、そうなのかも知れないし、超有名ホテルの出店カフェだから、と天狗になっているのかも知れませんが、典型的な殿様商売にあきれかえりました。もう二度と行きたくないスポットです。
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