京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

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Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Sep 8, 2010

本当に美味しいモダン焼きと美人店主

 お店は京都の壬生(みぶ)にあります。四条大宮の阪急電車の大宮駅に最寄で、市バス201番か46番で「壬生操車場」で降りて西へすぐにあります。「あや(綾?)」というお店で、妙齢の美人店主が一人で仕切っています。年令は「80才まではがんばりたい」と仰っていたので、80才未満だと思います。お店は昭和ロマンのつくりで、ゆったり清潔、カウンターと小上がりがあります。
http://rp.gnavi.co.jp/5088603/
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/mibu/

 いただいたモダン焼きは、超美味しい!私のお好み焼き暦では、おそらく日本一レベルの美味です。その場でキャベツを刻んで、ちゃんと厚みのある豚肉を載せて、表面はしっかり焼いていて、厚みがあるのにベタベタしません。豚玉などは500円、それらをモダン焼きにすると800円です。開店28年目の秀作です。食べていると、「お気に召していただけましたか」ときかれました。帰る際にも、「お気に召していただけたら、またお越し下さい」と、上品に如才ない京のお店です。

 お好み焼きは、あるじがずっと一人で焼いているお店のものが美味しい。有名でも、アルバイトのお兄さんがマニュアル通りに焼いているお店のものはダメ。キャベツひとつをとっても、いつ切ったかわからないものを使っているようでは話にならない。キャベツの食感と微妙な甘みを知っている人なら、わかっていただけると思います。豚肉も、紙みたいに薄いものを平気で出すお店は信用できません。

 グルメ雑誌は、あるデータ・ベースから引っ張り出した情報だったり、有名人がテレビで宣伝したからという理由で知られたお店だの、実際に行ってみて本当に美味しかったことはありません。

 今日、9月8日は白露、秋の気配が漂い始める季節です。事実、台風のおかげで、とても過ごしやすい一日でした。
 今年夏の暑かったことを、「あや」の点店主に言うと、彼女が言うには、「前のアスファルトの半分を芝生にして、そこに水を撒けば、水を含んで涼しくなると言ってるんですが、受け入れてくれないんです」とのお返事でした。
 市電をなくしたり、エコポイントを設けたり、やたら舗装してヒートアイランドを全国に拡げたり、すべて自動車産業へのサービスでした。日本の政治は根本が間違っています。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~yama01/FKyotoShiden.htm
http://www.ogiken.co.jp/siryou/heat.htmに拡げたり、すべて自動車産業へのサービスでした。日本の政治は根本が間違っています。

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