京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

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Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Aug 24, 2010

フリッカーとゲッティ・イメージ

 趣味の写真ですが、デジタル・カメラのおかげで、ネットに写真を保存というか、公開しています。フリッカー (flickr) という巨大なサイトで、世界中の写真好きが集っています。分単位で数千枚の写真がアップされるサイトで、プロクラスから、それほどでもない人まで、世界の国々の写真の好きな人たちの作品に出会うことができます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Flickr
http://www.flickr.com/photos/7294954@N02/

 作品は公開できますが、友人のみが閲覧できる設定も可能です。100枚程度ならサイト使用量は無料ですが、会費を払うと使用容量は無限になります。言語は英語が基本です。中国語やアラビア語など他の言語も可ですが、日本語はややマイナーで、記録はできますが、日本語を理解できる外国人はわずかですから、対話には不適です。英語、中国語、アラビア語、スペイン語、ロシア語などと違って、日本語は極めて非国際的な言語です。
 投稿した写真は、誰でも自由にダウンロードできますが、できない設定も可能です。

 Flickr の入会はネットから簡単です。ただ、アメリカの YahooのID を取得する必要があります。アップした写真は全くプライベートのアルバムとして使用することもできますが、友人のみに公開することもできますから、お互いに他の写真をダウンロードできますから、写メする手間が要りません。
 写真を通して世界中に友だちを作ることができます。先日オーストラリアから日本へ撮影に来られた方(何と!プロの写真家でした)と歓談する機会がありました。フランス、アメリカ、ブラジル、中国、イタリアなど、遊びに来いとのご招待がありますが、日本は外国が遠い国で、なかなか実際には行けませんよね。
 また時には、日本との比較文化の研究の資料に使わせてほしいという依頼があったりもします。ある時は、英国のあるレストランから、客席のテーブルのデザインの素材に使用させてほしいという申し出があり、作品を提供したことがあります。ロンドンへ行ったら是非そのお店を訪ねたいと楽しみにしています。そんなこんなで、私の写真が本に取りあげられて出版された回数も3回に及びます。出版された場合は、その本は送ってもらえますから、記念になります。
 

 Flickr は世界的な個人の写真データベースですが、これが商業的になったのが ゲッティ・イメージ Getty Images という組織です。写真に深入りしている人ならご存知だと思いますが、世界一のデータベースを誰もが簡単に利用できて、有料でお気に入りの作品を利用することができます。パンフレットやちらしの作成に便利ですね。プライベートな写真だけでなくて、プロの写真家の撮った世界史の決定的瞬間の画像も豊富にプールされています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%BA
http://welcome-to-gettyimages.jp/
http://www.gettyimages.co.jp/?esource=googJPN_Site_Links_Getty_Images_Exact&language=ja&kw=JPN+getty_images+exact

 Flickr に参加していると Getty Images から勧誘があったりします。彼らが売れそうだと思った作品をアップロードしてほしい、とのメールが届くのです。私も誘われるままに、数点の写真をアップしましたが、ちょっとしたお小遣い稼ぎになります。世界的なサイトなので、人物写真はモデルの承諾を厳しく問われるのですが、花やペットや風景ならその心配はありません。世界中の企業などが、自社のイメージ・アップのためのメディアを物色しています。そこいら辺の雑誌のコンテストで入賞するのとはレベルが違いますよ。腕自慢の方はお試しになってはいかがでしょうか?
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=63119

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