吉原でランチ
京都人ですが、ちょっと東京へ。吉原でお昼をいただいて、とても美味しかったので、レポートがてらにご紹介します。
吉原で遊ばれるとき、か、近くを観光されるときに、是非お立ち寄り下さい。とても美味しくて、それに美人の女将さんが、なかなかの吉原通で、近 辺の歴史、地理に大変お詳しいので、詳しくガイドして下さいます。「祖母が赤線をやっていましたから」と言っておられました。
http://www.te-shoku.com/
お店の名前は「美津和」(03-3875-0453・不定休)さんです。台東区千束4丁目42番地4号です。ご存知の方も多いと思いますが、 「吉原」という地名は現在はありません。「台東区千束」がその正しい名称ですが、いきなり行っても土地勘がないとたどり着けません。
まず土手通りの吉原大門(おおもん)から「見返り柳」を背にして五十間坂(衣紋坂)の微妙なカーブを通って、「吉原」の中央を貫通する「中之町 通り」へ入ります。右手に交番が見えたら、そこからが「吉原」です。「中之町通り」は柳の並木(花柳界ですから、桜と柳が植えられています)が植わってい るのでわかりやすいと思います。途中で「バンビ」という喫茶店がありますから、そこを右に曲がって「揚屋通り」へ入ります。そのまま行って右手にある、普 通の食堂です。
メニューは和食でいろいろありますが、「日替わり定食」(850円)を選びました。
新秋刀魚塩焼き
サラダ(トマト、ブロッコリー、りんご、玉ねぎ、レタスを刻んだもの)
シジミの味噌汁
とろろ
胡瓜の浅漬け
です。普通の定食メニューです。普通のご飯が「普通でないところで」いただける感激です。周辺は、ソープランドばかりですから。吉原は治安は悪 くありませんから、女性ひとりで歩いても大丈夫ですよ。
アクセスは、台東区が「北めぐりん」という可愛い(!)名前の路線バスを運行しています。浅草駅か、三ノ輪駅から乗車して、「吉原大門」で降り るのがわかりやすいでしょう。
http://www.hitachi-gr.com/o_info/m_info.html
http://www.city.taito.tokyo.jp/index/064582/054581.html
ついでに、京都人の私が、吉原でランチとなった理由ですが、吉原の北に隣接するのが「竜泉」という地域で、樋口一葉にゆかりの土地です。「樋口 一葉記念館」に立ち寄ったあと、吉原神社と鷺神社(おおとりじんじゃ)へ行く途中、たまたま通りかかったお店でした。「樋口一葉記念館」は目が覚めるほど 立派な建物です。職員に「こんな立派な記念館を作るんだったら、何故生きている間にもっと大事にしてやらなかったんだ」とすごんで、顰蹙を買いました。展 示の中には、一葉自筆の原稿や手紙が数多くありましたが、これが驚くばかりの達筆です。一葉女史、頭がよかったのだなあ、と深く深く胸を打たれました。享 年25歳です。短命なること吉原苦界の遊女並みですね。
http://www.taitocity.net/taito/ichiyo/
http://4travel.jp/traveler/maki322/album/10312830/
吉原で遊ばれるとき、か、近くを観光されるときに、是非お立ち寄り下さい。とても美味しくて、それに美人の女将さんが、なかなかの吉原通で、近 辺の歴史、地理に大変お詳しいので、詳しくガイドして下さいます。「祖母が赤線をやっていましたから」と言っておられました。
http://
お店の名前は「美津和」(03-3875-0453・不定休)さんです。台東区千束4丁目42番地4号です。ご存知の方も多いと思いますが、 「吉原」という地名は現在はありません。「台東区千束」がその正しい名称ですが、いきなり行っても土地勘がないとたどり着けません。
まず土手通りの吉原大門(おおもん)から「見返り柳」を背にして五十間坂(衣紋坂)の微妙なカーブを通って、「吉原」の中央を貫通する「中之町 通り」へ入ります。右手に交番が見えたら、そこからが「吉原」です。「中之町通り」は柳の並木(花柳界ですから、桜と柳が植えられています)が植わってい るのでわかりやすいと思います。途中で「バンビ」という喫茶店がありますから、そこを右に曲がって「揚屋通り」へ入ります。そのまま行って右手にある、普 通の食堂です。
メニューは和食でいろいろありますが、「日替わり定食」(850円)を選びました。
新秋刀魚塩焼き
サラダ(トマト、ブロッコリー、りんご、玉ねぎ、レタスを刻んだもの)
シジミの味噌汁
とろろ
胡瓜の浅漬け
です。普通の定食メニューです。普通のご飯が「普通でないところで」いただける感激です。周辺は、ソープランドばかりですから。吉原は治安は悪 くありませんから、女性ひとりで歩いても大丈夫ですよ。
アクセスは、台東区が「北めぐりん」という可愛い(!)名前の路線バスを運行しています。浅草駅か、三ノ輪駅から乗車して、「吉原大門」で降り るのがわかりやすいでしょう。
http://
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ついでに、京都人の私が、吉原でランチとなった理由ですが、吉原の北に隣接するのが「竜泉」という地域で、樋口一葉にゆかりの土地です。「樋口 一葉記念館」に立ち寄ったあと、吉原神社と鷺神社(おおとりじんじゃ)へ行く途中、たまたま通りかかったお店でした。「樋口一葉記念館」は目が覚めるほど 立派な建物です。職員に「こんな立派な記念館を作るんだったら、何故生きている間にもっと大事にしてやらなかったんだ」とすごんで、顰蹙を買いました。展 示の中には、一葉自筆の原稿や手紙が数多くありましたが、これが驚くばかりの達筆です。一葉女史、頭がよかったのだなあ、と深く深く胸を打たれました。享 年25歳です。短命なること吉原苦界の遊女並みですね。
http://
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