京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

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Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Mar 10, 2011

大地震・大津波

 ニュージーランド地震のことを書いているときに、東北から関東で大地震が発生、各地を大津波が襲っているようです。被害状況は正確には不明で甚大になる模様です。恐ろしい。

 ニュージーランドの地震のニュースは、日本中を驚かせました。怒りのやりようのない、遣る瀬無さに悶々とした人も多かったことと思います。
 今更言えば、ニュージーランドは地震国で、70年前の大地震でも甚大な被害を被っています。それに多くの命を飲み込んだあのビルは、同国で新しい耐震建築の基準が適用される前年にできたビルだったそうです。だとすれば、新しい基準ができる前に、駆け込みで古い基準に合致させて建てたものだった疑いが濃厚です。しかも当局の年次審査は、目で見て実施するだけだったといいますからお粗末です。現地を訪問した遺族たちが、まわりの建物は残っているのに、と疑問を投げかけていましたが、真相がどこまで究明されるのかは闇の中です。

 人は予測しない事態で変死します。

 砂漠地帯では、熱死する人の数よりも、溺死する人の数の方が圧倒的に多いことは、あまり知られていません。砂漠では、高熱と乾燥には対処法も確立しているでしょうが、年間に数日しか降雨のない土地では、溺死は予想していないからです。
 わが国で、2009年7月に起こった、旭岳トラウムシでの大量の凍死事件も、まさか夏山で凍死なんて、という無知がそもそもの原因です。気温が15℃でも風速15mの風が吹けば、体感温度は-15℃にまで下がります。夏山でも凍死に備えるのは、登山の常識です。が、悪天候なのに計画を中止しなかったり、前もって装備のチェックを怠ったガイドの責任は重大です。

 そんなことわからないから、と言ってしまえばそれでおしまいです。他人は自分のことで精一杯です。旅行会社だって、とりあえず旅行代金を集めて、おざなりのガイドをしているだけで、旅客の安全を第一に考えているわけではないでしょう。とにかく、自分で気をつけるしかない。
 ニュージーランドが地震国であることを知っているだけで、随分条件が違います。夏山とはいえ、山の気候の変動が恐ろしいことくらいは、計画の段階で知っていなければならないことです。そして、砂漠では熱死よりも、溺死が大敵であることを知って旅行していれば、被害を最小限にできるはずです。

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