京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

Name:
Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Mar 7, 2010

H&M 大阪

 日曜日に雨の中、大阪戎橋に開店したスウェーデンのH&Mへ行ってきました。入り口に到達する前に、たくさん人が並んで、ネズミの集団のようだった。(チューチュー。)京都からはるばると、「あんたも好きだねえ」と言われそうですが。そう、好きなんです。そもそも、H&Mが日本に進出する前から好きで、ネットで買い物をしたり、香港のお店に顔をだしたりしていました。香港のお店は、大阪店よりもはるかに大きくて、混雑もなく、雑貨などの品揃えも豊富だったので、大阪のように安物に人がたかっている、百貨店のバーゲン会場のような雰囲気ではなかったです。香港ではちょっとレベルの高い商品もあって、気に入ったジャケットがあったのですが、買わずにすませて、今ごろ後悔しています。人生、「後悔後を絶たず」です。
http://www.hm.com/jp/
http://www.hm.com/jp/__storelocatorhtml.nhtml#
http://www.asahi.com/national/update/0306/OSK201003060064.html

 開店は土曜日の12時だったそうで、先着のお客さんに、エコバッグとTシャツのプレゼントがあったそうで、そんなわけで、朝7時から並んだ人もいたと報道されています。開店前の行列が2500人に達したとか、ユニクロも真っ青ですね。試着室の順番待ちが30分以上だったといいますから、すごい!の一言です。テレビで開店後のお店の様子を見ましたが、商品を鷲づかみにした多くの女性が放映されていて、「これ可愛いし、安い」とか叫んでいるのですが、さてあんたに似合うかな、と疑問、疑問でした(おっと、失礼)。

 季刊のカタログを配布していましたが、これを見ているだけでも、男でも結構楽しい。日本の街角では、若い女性も男性も、皆同じ顔で、同じ格好をして歩いているのには常々閉口していますが、少しは、ファッションということに、もう少し深い考えがあっていいんじゃないの?と、いつも思っています。パリを歩くと、ファッションの先輩のパリジェンヌを多々見かけます。が、彼女たちは、普段は、ごく普通の、別に目立つわけでもない衣装と化粧で出勤しています。皆が同じものを着ているわけでもない。ところが、夜のお出かけになると、見違えるようにエレガントな装いで現れます。別に、ブランドものを身につけているわけではありません。自分の目で選んだ、個性的な装いができています。大人ですね。これみよがしのルイ・ヴィトンなんか持ってないですよ。
http://www.elle.co.jp/fashion/snap/list/paris09_0820
http://kqkqci.com/

 その前の金曜日には、インド人の友人が出産したので、京都河原町のGAPにお祝いの買い物に行きました。百貨店で準備されている、お祝い用の赤ちゃんセットというか、ワンパターンの、いかにもの没個性セットを避けたかったので、GAPで買うことにしたわけですが、GAPもH&Mも、商品は一言、インターナショナルな感じがします。子供用品、レディーズを見渡して、いずれも色彩、デザインともに秀逸、飽きさせません。この二社はあのユニクロが目標とする企業だそうですが、商品を見る限り、まだ差は大きいようです。一方日本の百貨店の凋落が話題になっていますが、両店を見て、商品、価格とも、やっぱり旧来の路線では、お客の心は掴めないと思いました。
http://gap.co.jp/
http://gap.co.jp/news/
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1003/03/news017.html

Labels:

0 Comments:

Post a Comment

Subscribe to Post Comments [Atom]

<< Home