京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

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Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Mar 29, 2010

南国製菓の塩けんぴ

 知っている人は知っている。

 始めて食べたのが、高知県四万十町の、南国製菓の塩けんぴで、これが美味しかった。お菓子屋さんではなくて、心斎橋の大丸百貨店の地階、野菜売 り場で見つけました。スーパーなどにも、青いパッケージで出ているそうです。味と言って、ただの芋けんぴですから、説明の必要はないのですが、塩味が微妙 に利いて、クセになる。近頃、お菓子で、始めて食べて美味しいと思うのは久しいことで、出町ふたばの豆大福以来でしょうか。
http://deepsea.cup.com/16/nangokuseika/gaiyou.htm
http://www.kochinews.co.jp/07shikochika/09shikochika85.htm

 美味しいですが、そこはスナック菓子ですから、塩、砂糖、脂肪を含みます。ポテトチップといい勝負だと思うので、食べ過ぎは禁物です。ネットを 見ていると、これを食べ始めてから便秘をしなくなったという投稿がありましたから、人によっては意外なメリットもあるようです。ご近所で手に入らない場合 はセブンで取り寄せができるようなので、一度お試しになってはいかがでしょうか。

 私は物がない時代に幼年時時代を過ごしましたから、おやつと言っても、今のように美味しいお菓子が簡単に手に入る状況ではなくて、いりこや、あ の堅い鰹節をかじったりしていました。芋けんぴも、子供の頃は、焼き芋やふかし芋と同じく、母親や祖母が作った自家製でした。一度にどっさり作った揚げた ての熱いものに、砂糖をまぶして食べました。焦げている部分などが、カリッと美味しかった。その頃は高知県の西の端に住んでいたので、四万十は近かったけ れど、まだ南国製菓はなかったです。おそらく、社長も、母親が作った芋けんぴに郷愁を感じていたのではないでしょうか。

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