アニマルズ と ジャニス・ジョプリン、 と 中島みゆき
10代の終わりに聞いた。そして、今も心に残る歌2曲。ビートルズでも、プレスリーでもない。が、心底心を揺さぶったメロディーでした。
ひとつは、アニマルズの邦題「朝日の当たる家」(下の歌詞はアニマルズの歌では一部変えられて、girl が boy になっています。)そもそも「朝日のあたる家」というのは売春宿の名前ですから、boy では話にならないのですが、発表するにあたって、世情を考慮したものと思われます。
There is a house down in New Orleans
They call the risin sun.
Its been the ruin of many a poor girl
And me, oh God, I'm one.
http://jp.youtube.com/watch?v=KEvIPm_ERi0
この歌は、日本では浅川マキが日本語訳でレコーディングしています。浅川マキも、私の大好きな歌手で、現役です。新宿ピット・インなどを中心 に、ライブハウスでしかお会いできませんが、その存在感は無類で、根強いファンに支えられています。かつての京大西部講堂のライブがレコーディングされて いて、CDにもなっていたと思います。仕事は自分の気が向かなければ、決して引き受けないそうです(うらやましいですね)。かつて山崎ハコが暗いとか、い や中島みゆきこそ、とか暗い自慢がありましたが、そんなの比ではないくらい暗い歌を歌う歌手です。愛や恋なんて甘っちょろい話は皆ウソよ、と吐き捨てる、 絶望的な歌手です。いつも共演者がJazz系のすごいメンバーで、アルバムの仕上がりは、無類です。「流れを渡る」という名曲がありますが、元憂歌団の内 田勘太郞のアコースティック・ギターが、泣けるほと秀逸です。機会があれば、是非おお聴き下さい。ところで、この「朝日のあたる家」という歌、マキの歌は 日本語詞で、原作に近いものになっています。
私が着いたのは ニューオリンズの
朝日楼という名の 女郎屋だった
・・・・
比較のために浅川マキの歌もどうぞ。日本の歌手で、この歌を歌える人は、何人いるでしょうか。
http://jp.youtube.com/watch?v=YuSnZCj7dwI
もう一曲は、ジャニス・ジョプリンのサマータイムです。この曲は、ガーシュインの名曲で、世界中のあらゆる曲の中で最も編曲のバリエーションの 多い曲だそうで、Jazzはもとより、他にも数多くのアーティストがレコーディングしています。が、ジャニスのアルバム "Cheep Thrills" に収録された演奏を聴いたとき、体中に電流が流れるような衝撃を覚えました。そして、今でも、サマータイムといえば、この演奏がまず脳裏に浮かびます。
http://jp.youtube.com/watch?v=u7Ac3eRarGI&NR=1
残念ながら、日本の曲で、上の2曲ほど深く心に残るものはありません。
最後に中島みゆきの「エレーン」をどうぞ。これは「生きていてもいいですか」という歌詞がショッキングな歌でした。一体、音楽が好きとか、歌手 になりたいとか、よく聞く話だと思うけど、では歌で何を表現しようとするのか、それが一義的ではないのかと思います。因みに私は中島みゆきの歌の中で、一 番好きなのは、「まつりばやし」という作品です。胸が詰まりそうな名曲ですが、機会を改めて紹介します。
http://jp.youtube.com/watch?v=zQoWygPa1ns
ひとつは、アニマルズの邦題「朝日の当たる家」(下の歌詞はアニマルズの歌では一部変えられて、girl が boy になっています。)そもそも「朝日のあたる家」というのは売春宿の名前ですから、boy では話にならないのですが、発表するにあたって、世情を考慮したものと思われます。
There is a house down in New Orleans
They call the risin sun.
Its been the ruin of many a poor girl
And me, oh God, I'm one.
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この歌は、日本では浅川マキが日本語訳でレコーディングしています。浅川マキも、私の大好きな歌手で、現役です。新宿ピット・インなどを中心 に、ライブハウスでしかお会いできませんが、その存在感は無類で、根強いファンに支えられています。かつての京大西部講堂のライブがレコーディングされて いて、CDにもなっていたと思います。仕事は自分の気が向かなければ、決して引き受けないそうです(うらやましいですね)。かつて山崎ハコが暗いとか、い や中島みゆきこそ、とか暗い自慢がありましたが、そんなの比ではないくらい暗い歌を歌う歌手です。愛や恋なんて甘っちょろい話は皆ウソよ、と吐き捨てる、 絶望的な歌手です。いつも共演者がJazz系のすごいメンバーで、アルバムの仕上がりは、無類です。「流れを渡る」という名曲がありますが、元憂歌団の内 田勘太郞のアコースティック・ギターが、泣けるほと秀逸です。機会があれば、是非おお聴き下さい。ところで、この「朝日のあたる家」という歌、マキの歌は 日本語詞で、原作に近いものになっています。
私が着いたのは ニューオリンズの
朝日楼という名の 女郎屋だった
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比較のために浅川マキの歌もどうぞ。日本の歌手で、この歌を歌える人は、何人いるでしょうか。
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もう一曲は、ジャニス・ジョプリンのサマータイムです。この曲は、ガーシュインの名曲で、世界中のあらゆる曲の中で最も編曲のバリエーションの 多い曲だそうで、Jazzはもとより、他にも数多くのアーティストがレコーディングしています。が、ジャニスのアルバム "Cheep Thrills" に収録された演奏を聴いたとき、体中に電流が流れるような衝撃を覚えました。そして、今でも、サマータイムといえば、この演奏がまず脳裏に浮かびます。
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残念ながら、日本の曲で、上の2曲ほど深く心に残るものはありません。
最後に中島みゆきの「エレーン」をどうぞ。これは「生きていてもいいですか」という歌詞がショッキングな歌でした。一体、音楽が好きとか、歌手 になりたいとか、よく聞く話だと思うけど、では歌で何を表現しようとするのか、それが一義的ではないのかと思います。因みに私は中島みゆきの歌の中で、一 番好きなのは、「まつりばやし」という作品です。胸が詰まりそうな名曲ですが、機会を改めて紹介します。
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Labels: アニマルズ ジャニスジョプリン 中島みゆき 浅川マキ 朝日のあたる家 サマータイム エレーン 生きていてもいいですか