京の路地から From Kyoto with Love

Why don't you visit Kyoto to meet something new? 京都は私の空気、水のようなもの。新しい京都、古い京都。その中で、日々綴った、現代の枕草子。

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Location: 京都市, 京都府, Japan

悪戯な好奇心の猿一匹、飼っています。Keeping a curious monkey in my mind.

Feb 28, 2011

Pedala 鬼塚喜八郎 一郎

 一郎以外は馴染みがないかも知れません。が、足の悩み、靴の悩みをお持ちの方は意外と多いのではないでしょうか?

 Pedala は ASICS が販売している靴のブランド名です。もう30年以上愛用しています。1983年に「歩く靴」としてデビューして以来です。発売と同時に買って、以来マメ知らず、足の痛み知らずです。現在履いているものは、もう3年間、毎日履いていますが、新品の時と変わらず、軽くて、ぴったり足にフィットしています。

 Pedala はスポーツ・シューズと同じクッション素材が採用されているので、とても楽に歩けます。そして、靴裏には通気孔があるため、蒸れずに、またマメができません。マメの原因が火傷と同じだということを突き止めて、マラソン選手用のマメのできない靴を開発したのは ASICS の初代社長だった鬼塚喜八郎さんでした。

  ASICS はその後女性用のタウン・シューズであるWALLAGE を発売して今日に至っています。今では女性用の Pedala もあるようです。 ASICS の展開する「歩人館」という靴屋さんで取り扱っていて、最初お店に行ったときに足の計測データを作ってくれます。計測だけなら無料で、飛び込みで行ってもデータをくれますから、以後の靴選びのために一度作っておくと重宝します。靴を買うと、その後痛みやズレなど、細かい相談にのってくれて、買った靴の調整に応じてくれるので、自分の足の主治医だと思って通うのもいいと思います。 ASICS は専門がスポーツ・シューズなので、ちょっと二の足を踏むかも知れませんが、歩人館は全くタウン・シューズのお店ですから、気楽です。お値段も3万円くらいですから、とりあえず一足新調してみるといいと思います。因みに私のものは1万円です。3年履いても快適なら、お安いですよね。
http://www.asics.co.jp/walking/bc/pedalam/
http://www.asics.co.jp/walking/concierge/knowledge/01/
http://www.asics.co.jp/walking/hojinkan

 一郎の靴は ASICS 製です。 ASICS の靴は一郎の成績を支えています。

 2007年11月28日日本経済新聞に、鬼塚喜八郎さんの死亡記事が掲載されました。享年90歳。鬼塚喜八郎さんの履歴を紹介する長い長い文章でした。一面広告です。ASICS の靴の開発の歴史を語り、鬼塚さんが2度までも結核に侵されて声も出なくなっても病魔と闘い、生涯を靴作りに捧げた人生をしみじみと語る物語に、涙を誘われました。長い文章なので、終わりに近い一部を引用しておきます。(全文は下のURLでどうぞ。)

 「何かを始めたらトコトンやらなければ気がすまなかった。ムズカシイものから始めれば、あとは何でもできるが口癖だった。だますより、だまされるほうがいい。人に愚直の見本と言われてきた。面白みがないのは性分と居直ってきた。なんでも食べ、どこでもよく寝て、くよくよしなかった。まっ正直に生きてきた。走りに走りつづけてきた89年だった。不器用な人生だった。最後まで頑固な靴屋の親父だった。周囲を幸せにして初めて自分も幸せになれる。会社を家族的運命共同体と呼んだ。その家族の父が、2007年9月29日、突然、この世から消えた」
http://d.hatena.ne.jp/risk-taker/20071122

 靴だけでなく、どんな人、どんな男を選べばいいか、またどんな会社を選んだらいいか、それだけでなく、毎日をどう生きなければならないか、ということまで考えさせられます。
http://www.asics.co.jp/
ASICSの社名の由来は
「健全な身体に健全な精神があれかし-"Anima Sana In Corpore Sano"」
だそうです。

 一度ユニクロが店頭で靴を販売したことがありました。安かった。皮が柔らかくて履きやすいと宣伝していたので、買って履いたことがありました。ところが、あんな硬い靴は履いたことがなかった。一日履いたら、足が血だらけになって、痛くて歩けなくなった。違いを実感した。ただの安物だと思った。ユニクロに騙されたと思いました。その靴は、一回履いただけで、今も自宅の靴箱にあります。

 街を歩いていると、うるさい靴を履いている女性を見かけます。後ろからや階段の上り下りの靴音が耳障り。靴音が音楽を感じさせない。「安物の靴はうるさい」といつも思います。 そして、あの衝撃を両足裏で受けていると思うと、そら恐ろしくなる。靴は毎日履くもので、一日に長ければ数十時間ものおつきあいですから、少しは気をつかってもいいアイテムだと思いますが、いかがでしょうか。早く脱ぎたい靴、では精神的にもストレスが大きいと思います。

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Feb 22, 2011

日本人はグルメか?

 おいしいものを食べたいときに、私たちはどうするか? 人に尋ねておいしいと言われたものを食べるか、テレビのグルメ番組を信じて行ってみるか、雑誌の 特集に頼ってみるか? いずれにしても、基本になる味覚ができていなければ、おいしいと人の言ったものを、それがおしいいのだと思って食べて、おいしいと 言って終わる、そんなことで終わっていないか。
 
 最近ある本を読んで、鋭い指摘に身震いしました。その部分をそのまま引用します。

 「「永利」(池袋にある中華料理店です)には日本人も足繁く通ってくるが、注文の仕方は中国人と全くちがうという。日本人は点心から決めるんで す。たとえば小籠包、焼き餃子、春巻。注文も似ていて、豆苗炒め、海老のチリソース、麻婆豆腐、青椒肉糸、酢豚、最後は炒飯。どこでも食べられる料理をわ ざわざ頼まれると、ちょっと変な感じ。もっと挑戦した方が楽しいと思うんだけど」
                          (平松洋子 「サンドウィッチは銀座で」文芸春秋 p67)
http://www.toshimaku-town.com/mypage/ts026628/
http://ameblo.jp/jiangsi/entry-10198504223.html

 今何が旬で、この土地でおいしいものは何か、という勘が利かないとグルメにはなれませんよね。その辺の食堂でチンして出てくるカキフライを食べ ていたら、カキのおいしさは永遠にわかりません。彼女と一緒に、子供を連れて、そんな食生活をする男に魅力ありますか?
 行列ができるからとか、一流料理店のシェフが独立して開店したからとか、雑誌で紹介されて評判らしいからとか・・・、お寒い限りです。

 食だけではありません。旅行だって、たいてい旅行代理店のおすすめコースを回ってくるだけではありませんか?戦後に観光用に作り直した妻籠宿を 見て「歴史」を感じて感動してたりして馬鹿みたい。金を使って観光開発したものを見せられて、案内されるがまま、旅行会社にリベートを払っている土産物店 で買い物をして、それが旅行と言えるのかと思ってしまう。

 かつてウィーンを旅行したときに、プチポアンを買ったことがありました。添乗員が案内したお勧めの店の商品があまりひどいので、個人的にその添 乗員に掛け合って、本当にいいものを売っている店に案内させると、実際、さっきの店の商品は何だったんだというくらい違っていて、驚いたものです。お店か らリベートを取って、偽物紛いの怪しい商品を売りつけるのがJTBのやり方です。スペインで闘牛を見たときも、添乗員は、今日のショーは有名な闘牛士が出 るので混雑して、席が取りにくいと言って、高い料金を請求してきます。そこで泊まったホテルに交渉すると、簡単に予約できて、席はガラガラでした。旅行会 社にとってツアーのお客は、金を搾り取るカモにすぎないのです。

 先に書きましたが、夏に天草、島原へ行ってきました。「島原の乱」の舞台になった原城跡は、真実何もないところです。何もない。休憩所も土産物 店もありません。近所には喫茶店の一軒すらありません。過酷な税のとりたてに抗して、籠城した37000人の農民が虐殺された後、死者を弔うことを幕府が 禁止したため、腐乱する死骸に取り付くハエの群れが、廃城の上空に黒雲のようだったと言われています。地獄はこの世にあります。そこに立って、自分が何を 考えるのかを試してみるのも、旅行のひとつのあり方だと私は思っています。

 自分の味覚、自分の目を大切にしないと、他人の味覚、他人の目でものを考えさせられる結果になって、結局彼らの金蔓人生で終わってしまいます。 ニュースステーションの古館というコメンテーターがある番組で、「日本の自然は世界一」とか発言していたのを聞いて、あきれたことがあります。自然はどこ も美しい。世界のどこにも、比較にならない自然の美しさが存在します。それらすべての美しさを、そのままに認めて妙な国粋主義を振りかざさないのが、真の 国際人です。日本はいい、中国はダメ、アメリカにはニコペコというのが、残念ながら日本の政治、マスコミの実情です。エジプトやリビアの政変を見ている と、何故日本で、アメリカを追い出して、沖縄を救う運動が起きないのかと、寂しい思いがします。

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Feb 19, 2011

痔の苦しみ

 痔は日本人の国民病と言っていいくらい、罹病率の高い病気です。日本人に一番多い疾病は齲歯(うし)で、2位が痔だそうです。人に言いづらい病気なので、実際に困っている人がわかりにくいのですが、人口の3分の1が痔もちだろうと言われています。痔と言っても、3通りの病態があって、一番多い痔核(いぼ痔)、痔瘻、切れ痔とありますが、ここでは痔核について書いてみます。痔は外科の病気で、診てもらうなら外科を受診することになります。が、痔は妊娠・分娩に伴って発症することが多いので、産科でも診ています。ただいきなり産科を受診しても、専門外と門前払いをくらうことがありますから、産科で診てもらいたければ、前もって受診してよいかどうかを確認して行くのがいいでしょう。

 最近NHKの「ためしてガッテン」が痔を取り上げて、専門家という先生がその注意点を述べていまいたが、ちょっと変というか、この先生は、痔で悩む患者さんのことがわかっていない、と感じました。NHKの悪い癖で、何でもどこかの大学教授を呼べばいいってもんじゃないんだよ、と強く感じたものです。

 痔の原因は直立歩行で、人間以外の動物にはみられない病気です。肛門周囲での血液の鬱滞が原因で、妊娠や便秘などそれを助長する条件が加わると、発病する機会が増えます。NHKに出演された先生は、仕事が立ち仕事か座ってする仕事かには関係ないと仰っていましたが、実際に困っているひとから言わせれば、全く的外れのご意見です。立ち仕事の方が発病しやすいし、辛いに決まっています。

 痔核は忘れたころに再発する病気で、気温の低い時期に発症します。だからまず全身の保温が予防と治療の原則です。冬の病気かと言えばそうでもありません。夏季に冷房の強い職場で発症することは、知る人にしかわからない事情です。夏に薄着をして、冷房に晒されるともうダメです。痔核を発症した場合、座薬を買い求めたり、処方されたりすることが多いようですが、まずは、自分でその痔核を自分の手をきれいに洗って、還納する(押しもどす)のが第一の治療法で、これがすべてです。クスリは要りません。排便後に出やすいので、その度に還納します。自宅にいれば、入浴中にすれば、痛みもなくスムーズです。

 先に書きましたが、寒さが原因になることが多いので、身体の保温を十分にすることです。お尻の周囲だけの保温は無意味で、全身の保温に注意して下さい。朝夕の気温が下がる頃はとくに注意が必要で、寝入りばなはそれほど冷えなくても、朝方に急に冷え込む際は用心して下さい。始めから暖かい服装で眠ることです。会社や電車などの冷房が強い時期には、必ず一枚保温用の衣服を持参することです。外では長時間、重い荷物を持って歩行すると出やすいので、荷物は軽めにして、ときどき座って休むようにするといいでしょう。便秘気味の人は強くきばると出やすいので、普段から排便のコントロールに気を遣って下さい。

 たまに痔から出血することがあって、便器や下着が真っ赤になってびっくりされるかも知れませんが、そんなときでも落ち着いて、指で痔核を還納すれば血は止まります。
 出血の場合は出血する他の病気の可能性があるので、痔核と関係なく出血する場合や、くり返す場合は病院で相談してみる必要があります。痔の出血は鮮血のことが多く、痔核を還納すると止まりますから、慣れれば自分でもわかります。

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Feb 15, 2011

売春する小学生

 石原慎太郎・東京都知事の、週間ポスト2月25日号(p44)での発言です。

 「読売新聞が出した『親は知らない』という本によれば、携帯を使って売春する子供が、小学生でもざらにいるという。300万円、1000万円も貯めて、それを駅のコインロッカーに隠している。こんな風俗は他の国にはまずない。
 携帯を持つことで、子供たちの世界は急に広がったのだろうが、そういうコミュニケーションはしょせんバーチャルなもの。そこに自分の写真や、時 にはヌードまで載せて売春の客を探し、手にした金で友達が持っているTシャツを買う、あるいはタレントを追いかけたり贈り物をしたりする。そういう薄っぺ らな満足のために子供たちが売春するという国は日本以外にはありません。
 アメリカには国家としてのアイデンティティがある。それは「自由」です。一面ではアメリカン・ドリームというけれど、一方ではものすごい格差社 会でもある。それがアメリカです。フランスの場合には、革命で掲げた自由、平等、博愛がアイデンティティとして今もあり、公の施設ではプレートにして掲げ ている。
 では、日本のアイデンティティは何かと問われると、今は「我欲」しかない。金銭欲、物欲、そして性欲。それは衝動的な感情にすぎないが、それを増幅し、媒介しているのが携帯、あるいはパソコンです。テレビでは、温泉、グルメ、お笑いばかり。これは好ましいことではない」
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20110124-OYT8T00334.htm

 胸のすく思いのする論調です。マスコミの出版物の受け売りみたいなソースによるところが軽率ですが、現今の風俗を抉り得て痛快です。このような ご意見を拝読するにつけ、石原さんは文学者なのだと痛感します。その世界で生きられたら、どんなに尊敬できるだろうかと思うのですが、政治や外交に関して は、首を傾げたくなる言動が多い、と感じるのは私だけでしょうか。

 少女に限らず、売春は珍しいことではないのは、誰もが知っています。ネットの出会い系は、ほとんどが「援助」目的の書き込みです。体を売って金 を稼ぐことに、何の抵抗もない女がワンサといる世界です。少女の売春も、その世界の一部に過ぎません。「簡単にお金が稼げる」ことを知ったら、もう齷齪と しんどいバイトはできないかも知れません。

 問題は売春の是非ではないでしょう。先に樋口一葉が、「金を貸す代わりに妾になれ」という男の申し出をきっぱりと断ったエピソードをご紹介しました。そういう問題なのです。
 「自分はそういう女ではない」と思っているかどうかなのです。自分というものの価値を、そう見極められないために、自分をゴミタメに捨て去るよ うな女たちは、未来に夢の持てない社会の仇花です。貧しくても、子供たちに夢をもたせてあげるには、どうすればいいのか。目先のうまい食べ物や、ファッ ションや、ブランド商品よりも、今の自分のかけがえのない価値を大事にしていけるには、それなりの「憧れ」が心を熱くする現実が必要です。自分もこうなり たいという現実の雛形が、少女たちには必要なのです。「方便」で沖縄を切り捨てる総理大臣をみていては、夢も憧憬も、心には芽生えないでしょう。
http://macowar.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-a51c.html

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Feb 14, 2011

歯を溶かす食品

 2月8日の京都新聞に、歯を溶かす食品の記事が出ていました。大分前に幼児の間に乳酸飲料による「乳酸齲歯(うし)」が蔓延して、ヤクルトが歯を溶かす ことが話題になったことがありました。子供たちの好きな乳酸飲料が虫歯の原因になっていたわけで、ギョッとしたお母さんが多かったことと思います。「乳酸 齲歯」という専門用語が巷に広まったのです。同じ頃、清涼飲料のコカ・コーラが歯を溶かすことも話題になりました。乳酸飲料やコーラや、今さら手遅れと思 われる方も多いと思います。

 今回の特集で驚くのは、歯を溶かす食品のうちに、黒酢が挙がっていたことです。健康ブームに乗って、黒酢を常用する人も増えているようですが、 思わぬ副作用がありました。黒酢と並んで驚くのは、グレープ・フルーツです。食べ続けた女性の歯の写真が記事に出ていましたが、象牙質が溶けて、神経が露 出しています。

 歯を溶かす食品をザッと挙げると、大体強い順に、レモン、コーラ、栄養ドリンク、梅酒、黒酢、グレープ・フルーツ、ワイン、サイダー、スポー ツ・ドリンク、野菜果汁ミックスジュース、ヨーグルト飲料、ビールポン酢、カップ酒などなどで、逆に歯を溶かさない方の食品は、コーヒー、ウーロン茶、牛 乳、調整豆乳などなどが挙げられています。子供さんのいるご家庭では、大切な情報です。

 ワインを舌の上で転がして味わう、なんて、カッコつけちゃって、実はバカ丸出し。さっさと飲み込んで、水で口の中を洗うのが正しい。

 一般に乳酸飲料や炭酸飲料、酸っぱい食品は歯にはよろしくないようです。感じることは、宣伝に乗せられて、健康志向をめざしたつもりが、思わぬ 落とし穴に嵌ってしまうことです。芸能情報や新しい携帯のニュースもいいけれど、無知から自分や家族の健康を台無しにする食事を漫然と続ける愚を反省する 時間を、ちょっともってみるのも、ひとつ賢くなるきっかけです。振込め詐欺や、怪しい宗教団体に壷を買わせられている人を笑ってる場合じゃあない。
http://blog.goo.ne.jp/arare_002/e/7c62fa981985061ea0ad59010e8cf3d9
http://info-supple.seesaa.net/article/125352663.html
http://www.h2.dion.ne.jp/~okamoto/sub104.htm
http://ameblo.jp/ohta-dental-clinic/entry-10329231745.html

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Feb 8, 2011

気質をテストする

 雑誌「クロワッサン」の最新号 (2/25号 )の特集が、「片づけられる人、片づけられない人」で、結構身につまされる話題です。内容は実践的で、買ってすぐ役に立つ編集になっています。中に、片づけられる人とそうでない人を診断する「気質の傾向を知るテスト」が紹介されていて、これはこれで面白かった。

 質問は16 題あって、そのうち 1 から 4 までは下記の通りです。

1.目新しい出来事やスリルが好き
2.決断や行動が早い
3.倹約するより使う方がいい
4.決まりごとはない方がいい
 
 回答は、A・よくあてはまる、B・まああてはまる、C・あまりあてはまらない、D・まったくあてはまらない、の4択で、Aが5点、Bが3点で、CとDを0点として採点します。この4問はその人の 「新奇探索傾向」 をみるものだそうで、ゲストの平野レミさんは18点で、日本人の平均は10点だそうです。因みに私は20点満点でした。年甲斐もなく、猫のように好奇心と冒険心が強いという結果になりました。設問の3と4は実にその通りで、貯金できないので、いつも貧乏です。「医者と思えない」とよく言われます。医者に2種類あって、金を貯めて、車はベンツで、息子は医者にしたがるタイプと、全くそうでないタイプがあります。経済的に恵まれたいなら、前者のタイプと結婚しなければなりません。が、金持ちは結構金に汚いので、金遣いが荒いと、姑にいびられるかも知れませんね。設問4もその通りで、職場で何かトラブルがある度に新しい規則を作って、決まりごとでがんじがらめになっていく同僚たちを、いつも哀れんでいます。

 テストは、この他、「損害回避傾向」、「報酬依存傾向」、「固執傾向」をみる設問があって、割と当たっていました。
 アメリカのクロニンジャーという精神科医が考えた四大気質分類をみるものだそうです。興味のあるお方は、書店で立ち読みがてらお試しになってはいかがでしょうか。

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