「すごい本屋!」
3月17日の毎日新聞の「余録」の受け売りです。和歌山県の山間、日高川町にある住民100人の集落に、敷地20坪ほどの「イハラ・ハートショップ」と いう本屋があるそうです。本だけでなくて、ちょっとした日用雑貨もおいているようで村のミニ・コンビニというところでしょうか? 子供たちに本を読ませた いという村人の願いからできた本屋さんを、46才の店主が先代から引き継いで、都合14年間続いているそうです。
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20090316k0000m070082000c.html
http://book.asahi.com/review/TKY200903100124.html
http://www.1book.co.jp/002665.html
都会では次々と本屋は潰れています。百貨店でさえ、書籍売場のなくなったお店も多い昨今、その心意気に感動します。若い人が本を読まなくなっ て、どのみち学参と雑誌と文庫だけのお店では、夢もなく、何よりも食べていくのもままならない、ということなのでしょうが、何か寂しい。その本屋さんのこ とを書いた店主の井原さんの「すごい本屋!」(朝日新聞出版)を読んで、はるばる北海道から訪ねて来た人もあったそうです。
一方、京都の新間之町二条下ル(市バス32系統が便利です)に、「きんだあらんど」(075-752-9275:月曜休)という小さな絵本屋さ んがあります。お店の階上がギャラリーになっていて、3月15日から31日まで、「アフガニスタンの戦争孤児たちが描いた絵画展」が開催されています。
http://kinderland-jp.com/
http://www.geocities.jp/kinder_npo2005/
京都の本屋さんには、有名な「恵文社一乗寺店」のように、わざわざ出かけていくお店があります。本屋さんといえば、駅前など便利なところにあっ て、帰りに立ち寄って、というのが普通ですが、このお店はちょっと違います。在庫もベストセラーものを中心に、お客さんの求めるもの、というのではなく て、店員が読みたい本をおくというコンセプトであるにもかかわらず、この本屋さんの近くに住みたいからと、引っ越して来る人もあるそうです。
http://www.keibunsha-books.com/about/index.html
http://www.keibunsha-books.com/about/index.html
http://d.hatena.ne.jp/keibunsha/
http://d.hatena.ne.jp/keibunsha2/
本が売れなくなったから、町の本屋がなくなっていく、というのは、当たり前のことですが、なんだか寂しい。世界には、食って寝て、仕事をするだ けの人生でよい、と思っている人ばかりではないはずです。子供に本を読ませたからと、がんばる本屋さんがあってもいいし、戦場の孤児の現状を世界に知らせ て、平和のメッセージを送り続ける本屋さんがあってもいいと思います。人間は「生活する」だけの生物ではなく、「生きる」ということにもっと真摯な存在だ と、信じたい。
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都会では次々と本屋は潰れています。百貨店でさえ、書籍売場のなくなったお店も多い昨今、その心意気に感動します。若い人が本を読まなくなっ て、どのみち学参と雑誌と文庫だけのお店では、夢もなく、何よりも食べていくのもままならない、ということなのでしょうが、何か寂しい。その本屋さんのこ とを書いた店主の井原さんの「すごい本屋!」(朝日新聞出版)を読んで、はるばる北海道から訪ねて来た人もあったそうです。
一方、京都の新間之町二条下ル(市バス32系統が便利です)に、「きんだあらんど」(075-752-9275:月曜休)という小さな絵本屋さ んがあります。お店の階上がギャラリーになっていて、3月15日から31日まで、「アフガニスタンの戦争孤児たちが描いた絵画展」が開催されています。
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京都の本屋さんには、有名な「恵文社一乗寺店」のように、わざわざ出かけていくお店があります。本屋さんといえば、駅前など便利なところにあっ て、帰りに立ち寄って、というのが普通ですが、このお店はちょっと違います。在庫もベストセラーものを中心に、お客さんの求めるもの、というのではなく て、店員が読みたい本をおくというコンセプトであるにもかかわらず、この本屋さんの近くに住みたいからと、引っ越して来る人もあるそうです。
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本が売れなくなったから、町の本屋がなくなっていく、というのは、当たり前のことですが、なんだか寂しい。世界には、食って寝て、仕事をするだ けの人生でよい、と思っている人ばかりではないはずです。子供に本を読ませたからと、がんばる本屋さんがあってもいいし、戦場の孤児の現状を世界に知らせ て、平和のメッセージを送り続ける本屋さんがあってもいいと思います。人間は「生活する」だけの生物ではなく、「生きる」ということにもっと真摯な存在だ と、信じたい。
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